【千葉大学医学部附属病院副病院長、病院経営管理学研究センター長、ちば医経塾塾長 井上貴裕】
2026年度の機能評価係数IIの医療機関別の内訳が8日に公表された。機能評価係数IIを6項目から4項目に再編した24年度の改定から大きな方向性は踏襲されたが、複雑性指数や地域医療指数で一部変更が行われることとなった。24年度の状況は、連載第218回でも取り上げたが、26年度の機能評価係数IIの傾向を把握するため各医療機関のデータについて改めて検証した。
図表1は、機能評価係数IIの各項目と4項目の合計の相関係数で、0.4を超えるもの色を塗った。一般的には中程度の相関という位置付けになるだろうか。機能評価係数IIは4項目に財源が均等に配分され、重み付けは行われていないものの、各係数により分布が異なることを意味している。
■カバー率係数と係数IIの合計に相関はほぼなし
大学病院本院群の複雑性係数と機能評価係数IIの合計を散布図にしたものが図表2だ。
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